PTA文化講演会を行いました

11月17日(月)、県民文化ホールにおいて、令和7年度中学・高校PTA文化講演会が行われました。講師には臨済宗妙心寺派 乾徳山恵林寺 の古川周賢ご住職をお招きしての会でした。

古川様は昭和42年に岐阜県に生まれ、早稲田大学第一文学部でキリスト教と西洋哲学を学ばれ、その後東京大学大学院で哲学専攻博士課程を卒業し、博士号を取得されました。その後29歳で京都の大徳寺専門道場に入門し13年の修業を経て42歳で塩山の恵林寺に副住職になられ、現在は住職となられています。

また、山梨日日新聞の『週刊こぴっと』で「れいわ寺子屋」という人気コーナーも手掛けられています。

この日は中学生と高校普通科生・美術デザイン科生に向けて『自分の人生にどう向き合うか』と題して一時間半にも及ぶご講演をしてくださり、後半はたくさんの質問に丁寧にお答えくださる非常に貴重な機会となりました。

ご住職は非常に華々しいご経歴をお持ちでありながら、実はその裏に挫折や困難があり、その都度自分自身の「何もなさ」に向き合ってこられたというお話を笑いもまじえながらとても分かりやすくお話しなさいました。今、自分の人生に悩みや疑問をもったり、このままでよいのかと不安になっていた生徒には本当に大事な示唆がある講演内容でした。

質疑応答では生徒や保護者から様々な質問や悩みが出ました。これは前半のお話がとても深くありがたかったからこそ出たように思いました。ご住職は質問者に答えながら同時に会場の全生徒、保護者に向けての答えをわかりやすく、また具体的に話してくださいました。

古川ご住職、この度はお忙しい中、本校の文化講演会にて貴重なお話をしていただき、ありがとうございました。

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